境界領域の持つ魔力

進路に悩む理系高校生あたりが興味を持ちそうな分野が「境界領域」というやつだ。
生物と物理で生物物理、医学と工学で医用工学、生物学と情報学でバイオインフォマティクス .....などなど。

異分野が結合することで「これまでにはない何か」がそこにはうまれそうな感じがして、惹きつけられるんだろうが、ちょっと待ってほしい。

経験から言わせてもらうと、古臭くても確かな方法論を持った分野をまず修めておかないと、両方とも中途半端で終わっちゃう危険性が強いです!


なんで、こんなことを書いたかといえば、私の所属研究室も「異分野融合」ということをやっているように受け取られている節があるから。
オプティカルの方の光学で取り組んでいるテーマが、医療機器とリンクできるので確かに派手なオーラを放っているようには見える。
が、あれは、上の先生が基礎的なスキルを完璧に近い形で持っていて、その上で柔軟に対応しているからできることであって、素人がいきなり手を出したら火傷すると思うんだが。

AkibaChanReiwa


関係している医療職の方の要求を上手くいなしていると思う。
(一部の医師のマナーの悪さには、がっかりしたことも付け加えておきます)

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