Java という言語

ネガティブなこと言っていると怒られちゃうような気もするので、Java に関して良い点も挙げる。
まず、オブジェクト指向言語の入りとしてはちょうどよい。スクリプト系の言語は一つはまあまあ使えるようになった、Web 関係の知識もついて html やら css や Javascript なんかの知識もついてきた、という人がある程度本格的なオブジェクト指向言語を学ぶ際、ちょうどよいと思う。
いくらか問題が生じているとはいえ、今現在も実際に使われているシステムだというのも何かと安心だろう。
もちろん、windows/mac/linux で原則的には同一コードで動くという特徴は今でも魅力の一つであることは変わりない。

が、だからといって手放しですすめられるかというとそんなこともない。センスのある人で、かつ教育環境が整っているならば、いきなり C++ でもいいと思う。
特に Qt などは下手したら、Java より学習コストがかからないかもしれない。

また、オブジェクト指向としては敷居が低いため、鍋奉行ならぬ『Java 奉行』みたいな人が分野ごとにいて、こういった人がユーザー間の雰囲気を悪くしている。バイトやインターンで知ったが、スキルの低い人たちが扱っていた VisualBasic や PHP の引継案件は業界では「地雷」扱いだった。あれと同様の理屈だろう。それっぽいシステムはつくれるのだが、基本的な設計が間違っていたりして、修正するのに手間がかかる。なのだが、なぜか、関係者に責任感が希薄で悪びれる様子もないっていう。ぅゎ。手も出したくない (^^;)

ここらへんは、私だけでなく、プロとしてプログラマをやっている人々も同様の印象を持っているようだ。最近見かけたツィートではこんなものもあった。




まとめてもしょうもないが、「オブジェクト指向習得の言語としては手頃だが、(特に理系では)C++ などに早めに移行した方がいいよ」ってことでしょうか。

AkibaChanReiwa


コメント