軽量 3D Viewer

 以前に VolumeOne (という win 向けの OpenGL 製 3D Viewer)というアプリに関して触れたら「懐かしい!」という人が続出した。

今から見れば機能貧弱なソフトなんだろうが、それなりに人が覚えていたのは

・GPU を積極的に使った高速描画

・画素数を手入力するわかりやすさ?

が、当時の理系人には極めて印象深かったからだろう。
(このあと、触れますが、中で何やっているかわからないソフトよりも、少々不便だろうが、処理手順が明示されているソフトの方を理系人は好みます)

そのコンセプトで HorliX に関して触れたら、「誹謗中傷」だのなんだの。
すごい不愉快。

ところで、各種アプリが充実している win に比べ、Mac では、いまだに VolumeOne 的なソフトは求められていると思う。
ソースコードに触れる立場にあるから、というのもあるが、PHORLIX Lite 推しになったのもこのため。

一部の horos ユーザーの批判(にもなっていなかったが)が不愉快に感じたのは、「欠点がわかっていても批判するのは御法度。特にオープンソース本家を批判するのは人格的におかしい」くらいのことを言われたからだ。

上流プロジェクトを精神的な意味で尊重するのはおかしくはないと思うのだが、実運用で必要なスペックを満たしていないものをムリクリで擁護するのは、違うでしょ。

あまり生産的とは思えないが、horos の 3D Viewer でダメだった点を挙げていくと

・コントラストの原理が明示されていない

・カットオフアルファに関しては言及すらされていない

の2点。

より詳しくは air-h-128k-il さんの X でのポストを参照してください。

お手軽3次元構築というコンセプトは悪くないんですよ。
ただ、このままだと内輪向けの軽めのレポートには使えても、査読を受けるとか外部で公開するには不十分なんです。


秋葉ちゃん

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